HRTを受けたい!そのとき知っておきたい6つのこと①

受診先、必要な検査、治療の流れ    投薬前にがん検診を

HRTは婦人科の受診が基本。治療は、問診などで症状の内桴や程度を確認し、必要があれば血液検奄でホルモン値を測ります。ホルモン値が低く、補充して症状の改善が見込めるならHRTの適応に。ただし、下のリストのように受けられない人(禁忌)がいます。事前に必ず乳がんと子宮がんの検査を受け、がんがないことを確認したうえで治療を開始します。ほかに心電図や血液検査、骨密度検査などを行う場合も。禁忌ではありませんが、子宮体がんや卵巣がんになったことがある、子宮筋腫などになったことがあるなど慎重に使うべき人も。なお治療開始後も、乳がんと子宮がんの検査は、年1回必ず受けます。効果は、早い人で投与数日後から症状の軽減を自覚する場合も。

HRTを受けられない人(禁忌)は・・・・・・

〇乳がんになったことがあるor治療中

〇子宮体がんや子宮内膜の肉腫を治療中

〇血栓塞栓症になったことがある0r治療中

〇冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞など)や脳梗塞になったことがある

〇重度の肝臓疾患

〇原因不明の不正性器出血がある

治療の流れ

・問診

更年期症状の内容や程度、過去の病歴や現在治療中の病気を確認し、禁忌の有無をチェック。

・事前検査(1、2週間後)

1、診察

2、乳がん、子宮がん検査

3、その他の検査(血液検査など)

経膣超音波検査などで子宮や卵巣の様子を調べ、別の病気が原因で症状が出ていないことを確認、乳がん、子宮がんや他の疾患の有無を調べる。必要に応じてホルモン値、血圧、貧血の有無、肝機能、骨密度などもチヱック。

・検査で異常なしなら、治療スタート(2、3週間後)

検査結果に異常がなければ、その人の現在の月経の状況や症状の強さなどから、薬や投与方法を選択し、治療開始。「ホットフラッシュなら、多くの場合2〜3週間程度で症状の低減後が見られる」(牧田さん)。

・経過チェック

症状の変化や副作用の有無、マイナートラブル(出血や乳房の張りなどの不快感)の状況なとを医師が確認。必要に応じて薬の種類や投与スケジュールを見直す。

・定期的に受診しながら継続(4、5年後)

年1回、必ず乳がんと子宮がんの検査を受ける。何年か続けていると、体も症状も変化していくので、それを考慮の上、薬の觅や種通、投与方法を再検討することも必要。

・継続か中止かの検討

不快な症状がなくなり、これ以上は必要ないと思えば治療をやめてok。中止して、もし症状が再び起こったら、HRTを再ひ受けることもできるし、漢方やサプリメントなどに切り替えるというのも一つの方法。

乳がんリスクについて、正しい情報を!    5年以内ならリスクは増えない

HRTによる乳がんのリスクは、研究によれば、エストロゲンと黄体ホルモンを併用する投与法を5年続けた場合1.26倍(1万人に1年問行ったとして8人増える程度)。つまり、5年以内であれば乳がんのリスク上界を心配する必要はほとんどないのです。しかも、「HRTを受けていなくても、閉経前に体重増加があると、そうでない人の2倍近く乳がんリスクが高くなるというデータもあります。生活習慣の要因のほうが、乳がんリスクに影響するわけです。HRTだけが特別に乳がんにとって悪い、というものではないのです」と高松さん。

乳がんリスクを調べた研究で、HRTを受けることによる乳がんリスクよりも、閉経が遅かった場合や、閉経前に体重が増加した場合、第一子の出産が遅かった場合のほうが、乳がんリスクが高いことが分かった。

 

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