漢方療法とホルモン補充療法を同時に受けることはできますか

・漢方療法とホルモン補充療法は互いに悪い作用を及ぼすことはありません。

・それぞれの薬の特性を理解して、適切に使うことが大切です。

・骨粗しょう症の場合は即効性のあるホルモン補充療法と漢方薬を同時に服用してちかまいません。

両方を同時に受けても大丈夫です。

ホルモン補充療法と漢方療法とはもともとの考え方が違う治療法だということはすでにお話ししました。しかしその二つは考え方が違うだけで、同時に両方の薬を飲んでも互いに悪い影響を及ぼすことはほとんどありません。

ただしそれぞれの薬の特性を理解して、適切に使うことが大切です。漢方薬のおもな役割は体全体の調子を整えること。それに対してホルモン補充療法は、特定の臓器に作用してその症状だけを治すために使われます。ですから症状が進んでいて、早く対策を、という場合にはホルモン補充療法のほうが向いています。骨粗しょう症でも骨量が最大骨量値の80パーセント程度なら漢方でゆっくりと治療してもかまいませんが、50パーセントぐらいしかないという場合治る前に骨折してしまうかもしれないのです。こういうときには即効性のあるホルモン補充療法を使つたほうがいいでしょう。

もちろん、骨粗しょう症に効き目のある漢方薬を同時に服用してもかまいません。

漢方薬以外の薬でも、ほとんどのものはホルモン補充療法の薬と一緒に飲んでも大丈夫です。更年期の女性ならほかに胃薬、心臓病や高血圧の薬、かぜ薬や抗生物質などを飲むことがあるかもしれませんが、これらの薬はとくに問題はありません。ただしホルモンに関する薬は注意が必要です。しかし、これらは特殊な薬なので医師が黙って出すことはないと思います。

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