更年期の私たち、心のつらさをどうしたらいい?

症状がつらいのに、夫が「更年期のせいにばかりするな」と小言

専業主婦です。最近更年期障害の直撃を受けているようで、体がだるくて。家事をしたくありません。夫は治療を受けていることも知っているはずなのに「家事が手抜きだ」「なんでも更年期のせいにするな」と言うので苦しいです。

A仏教の教えの中に「無有代者」という言葉があります。「誰も私と同じ気持ちにはなってくれない」ということで、更年期の苦しみは自分にしか分からない。特に男性のほとんどは更年期障害を経験しませんから実感がなく、あなたの様子にうろたえて、「なかったこと」にしてしまいたいのかもしれません。

こういうときは冷静かつ客観的に「本当に更年期障害というつらさがある」ということを伝えるのが効果的かもしれません。処方を受けているなら薬を見せたり、病院でくれるパンフレットを読んでもらう。一緒に病院に行ってくれそうなら、医師からきちんと苦しい症状を伝えてもらうのもよさそう。ご主人が信頼している第三者、例えばお子さんとかご両親とかに力になってもらう手も。「手抜き!」となじられたときには、「そうなんよ。しんどくて、ごめんね〜。この峠を越えたら、またおいしいものを作 るね」と。ここで力ーツとなり、大声を 出すと「ヒステリツクになつている」と 思われて逆効果なので、小さな声でボソ ボソと、「今はつらい」ということと、「ごめんなさい」の気持ちを伝えましょう。

長男が独立。ニ男もまもなく巣立つと考えると、寂しくてたまらない

長男が大学進学を機に家を出て人暮らしを始めました。今高校生の息子もまもなく巣立っていくのかと思うと寂しくてたまりません。友人は「趣味でも見つけたら」と言いますが、そんなことでこの寂しさが紛れるものですか?

A人生には織物のように横糸と縦糸があります。横糸は「楽しみ」。子どもの成長やマイホーム、欲しいものを手に入れること、旅行することなど、変化するもの、動くものです。趣味や貯金、健康維持なども横糸に入るでしょう。横糸 というのは災害や事故などで一除で奪われてしまうこともありますね。

では、すべての横糸を失っても残る「縦糸」とは何でしようか?それは目に見えませんが、「これで私は生きていく」といえるもの、あなたの”背骨”となるものです。別の言い方をすれば、あなた自身が自立して人生を歩むということ。

子どもは生まれたときから自立に向けて成長していく存在ですが、あなたはその成長を止めようとしていませんか?

親は子どもの人生の軌道修正はできても、すべてをコントロールすることはできません。そんなことをすれば、子どもは反発してどんどん速くへ離れていってしまうでしょう。離れてしまった心は取り返しがつきませんが、子の「巣立ち」は、それで親子の縁が切れてしまうわけではありません。これから先もきっと横糸の喜びを味わわせてくれるはずです。

お子さんから時間という贈り物をもらったのですから、それをどう生かすかを考えてみて。趣味も、ただの暇つ、ぶしにせず、自分らしさを表現できることを勉強しょうと考えてみては?時間はかカっても自分をしっかり背て、子どもたちが巣立っていく姿を笑って見守れるような強い縦糸を張りましょう。

夫の浮気が発覚。閉経を前に、「女じゃない」と捨てられたようで悔しい

「私もそろそろ閉経?」と思っていたら、夫が若い女性と浮気していることが発覚。なんだか「お前はもう女じゃないから」と、捨てられたようで悔しいです。でも、離 婚という最後通告を突き付けるのも怖い。どうすべきでしょう?

A長年浮気の相談を受けていて、「妻が閉経だから」「相手が若いから」という理由だけで浮気をする男性はめったにいないように思います。だから、Mさんも閗経のことは切り離して、まずお二人の関係を見直てみては?

男性には、どこか「自分を肯定してほしい。男として認めてほしい。褒められたい」という願望があります。年齢にかかわらず、浮気相手というのはそんな願望を満たしてくれる存在なのではないかと思うのです。浮気ですから、「外でちょこっと会うだけ」の間柄。相手の女性はにっこり笑って、あなたのご主人に耳ざわりのいい言葉ばかり並べることもできます。

一方、生活を共にしている妻はご主人に対し、「こうあってほしい」という希望もあるし、顔を見れば言いたくない小言の一つやニつも出てしまいます。

でも、そんな小言の稂み重ねが、知らず知らずのうちに相手を傷つけたり、追い詰めていたりしていることもあるのでは?それが続けば、相手はつらくなって、楽なところへ逃げ出したくなるものです。

恋人同士も设初のころは、「あなたのこんなところが好き」なんて言い合ったりしますよね。でも最近、そんなふうにご主人に気持ちを伝えたことがありますか?ご主人のやさしさを「あたりまえ」のことと扱っていませんか?

ご主人に限らず、相手に変わってほしいときに「変わってよ」と直球を投げるのは一つの方法ですが、ここで思い出してほしいのが「北風と太陽」のお話。まずは、ご主人を温かな慈愛で包んであげましょう。

あなたの嬉しかったことは「うれしい」と伝え、褒めるところは褒める。ご主人にとって、一緒にいるとホッとできて心が温まり、自信がわいてくるような女性を目指すところからはじめの一歩を踏み出してみてはどしょう。

つまるところ、「人を変えるには自分から」。離婚について考えるのは、それを試してみてからでも遅くないのでは?

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