ホルモン補充療法をすれば、若々しく見えますか

・エス卜ロゲンは肌のコラ—ゲンを増やすので、肌にはりが出る人はいます。

・肌のしわ、中年太りに効果があるかどうかはわかっていません。

更年期障害が軽減することで精神的に楽になり、外見の若々しさにつながることはあるでしょう。

私の患者さんにも「ホルモン補充療法を続けていたら肌にはりが出た」とか、「友だちから『ずいぶんきれいになつたじゃない』といわれた」などとうれしい話をしてくれる人がいます。

しかしホルモン補充療法は若がえりの秘策ではなく、更年期障害の症状を改善するものです。 体内のいろいろな歯車を調整してスムーズに動くようにしてくれますが、体や卵巣を若いころと同じ状態に戻してくれるわけではないのです。

エストロゲンの作用で肌のコラーゲンの減り方が遅くなり、肌にはりが出てきた、という人はいます。しかしホルモン補充療法を受ければ肌のしわがなくなり、中年太りを解消できるかというと、そうではないのです。

ホルモン補充療法を始めて若がえつた、という人はおそらく、更年期症状のつらい症状から解放されて精神的なゆとりが出てきたからではないかと思います。無気力でお化粧もする気になれなかったのに、肌の手入れをきちんとするようになった、とか、発汗がひどくておしやれな服が着られなかったけれど症状がおさまって、またおしやれを楽しめるようになつたとかということでしょう。

体調がよくなって気持ちが前向きになれば、自然と外見も生き生きして美しく見えるもの。 その意味では「若がえり」に効果あり、といえるのかもしれませんね。

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