ホルモン補充療法ではどんな治療をするのですか

・一般的に行われているホルモン補充療法は、注射ではなくエス卜ロゲンとプロゲステロンの錠剤を飲む方法です。

・症状によってエス卜ロゲンとプロゲステロンの二つをどう組み合わせるかを決めています。その組み合わせには、「周期性投与法」「持続併用投与法」「エス卜リオ-ル単独投与法」という三つのパターンがあります。

一般的には、エス卜ロゲンとプロゲステロンの鉱剤を飲む方法がほとんどです。

ホルモン補充療法は、今日では注射ではなく 銳剤を飲むのが一般的です(注射による場合もあります)。一定期間エストロゲンとプロゲステロンの鉱剤を飲み続けます。

エストロゲンの錠剤には天然エス卜ロゲン (結合型エストロゲン)と合成エストロゲン、エストリオールの3種類があります。

エストリオ-ルはほかの二つに比べると作用が弱く、副作用も少ないので、エス卜リオ-ルを飲む場合は、プロゲステロンを飲む必要はありません。ホルモン補充療法ではこれらのエス卜ロゲンとプロゲステロンとを組み合わせて飲むわけですが、この二つをどぅ組み合わせるかには三つのハタ-ンがあります。

一つは「周期性投与法」という方法です。エス卜ロゲンを毎日、プロゲステロンを1カ月のうち12〜14日間だけ使う、というものです。

これは、生理がある時期とほぼ同じリズムで二つのホルモンを補うものです。閉経してまだそれほど経っていない人や、まだ閉経していないけれど周期が乱れるようになった、という人に向いています。

周期性投与法を行っていると、プロゲステロンを飲み終わるころに生理のような出血があります。

これは排卵があって起こる生理ではなく、補充したホルモンによって擬似的に起こされた出血なのですが、この治療法を続けている限りは月に一度の出血が続きます。

もう一つは「持続併用投与法」というもので、エストロゲンとプロゲステロンの両方を毎日飲みます。閉経後かなり年数が経ってしまったという人、また毎月出血があるのはわずらわしいという人に向いています。

3番目が「エス卜リオール単独投与法」です。エストロゲンより作用が弱いエストリオ-ルだけを服用する方法です。

60歳過ぎてからホルモン補充療法を始める場合や、性交痛だけある人、更年期障害はそれほどひどくないけれど高脂血症や骨粗しょう症などの予防として始めたい、という人に適した治療法です。

また、子宮を摘出してしまった人にはエストロゲン単独投与を行います。

このほかにエストロゲンのパッチ剤をおなかに貼って、直接皮膚から血液にホルモンを補充する治療法もあります。

パッチ剤は1日おきに貼り替える必要がありますが、飲み薬と違って肝臓で分解されないので、肝臓に負担がかかりません。

なお、ホルモン補充療法が見つかるきっかけになった避妊用ピルにもホルモン補充療法で使うエストロゲンとプロゲステロンが入っていますが、その割合が違います。

ホルモン補充療法の薬はエストロゲンが中心ですが、避妊用ピルではプロゲステロンが中心です。

更年期障害を治療するには、ピルを飲むよりもホルモン補充療法を行ったほうが効果的といえるでしょう。

 

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