ゴマで若々しさを保つ

大豆だけじゃない!ゴマリグナンもエストロゲンのように効く!

和え物やたれの材料として、また風味アップに活躍するゴマ。そのゴマに含まれるリグナンも、更年期前後の女性にうれしい食材です。

「和のイソフラボンに、洋のリグナン。どちらも更年期女性の頼もしい味方です」。こう断言するのは、植物に含まれる、抗酸化作用を持つポリフェノール成分リグナン研究の第一人者で、北海道医療大学名誉教授の西部三省さん。西部さんは、フィンランドのヘルシンキ大学やトウルク大学と共同でリグナンの機能性を研究する過程で、腸内細菌によって、リグナンが変化してできた成分エンテロラクトンが、女性ホルモンのエストロゲンと似た作用を持つことに着目したといいます。

「豆腐や納豆など大豆をよく食べる日本人の女性は、欧米人に比べて更年期症状が軽く、乳がんの発生率が低い。同様の状況が、大豆をとらないフィンランドでも見られることが疫学調査で分かりました。フィンランドの女性がよく食べていたのがライ麦。その閲与成分がリグナンです。最近は、リグナンの血管の若返りや美容効果にも注目が集まっています」(西部さん)

リグナンを含む食材には、ライ麦やアマニなどがありますが、身近な食品といえば、ゴマです。

実際に、更年期女性にゴマリグナンの一植である抗酸化成分セサミンを4週問続けてとってもらったところ、ほてりやのぼせ、冷えなど、更年期の不快な症状や自徘神経機能が改善することが分かりました。

試験を行ったサントリーウェルネス健康科学研究所研究主幹の小野佳子さんは、「セサミンをとった群では、交感神経や副交感神経のいずれも活性化し、特にリラックスした状態になる副交感神経の活動が有意に改善しました」と話します。

ゴマには、セサミンをはじめ、ビタミンEなどの抗酸化成分がたっぷり含まれていて、更年期症状の緩和だけでなく、更年期世代の女性の美と健康を強力にサボートしてくれます。例えば、肌を紫外線から守ってくれたり、血管を若々しくして動脈硬化を防いだり、血液中の悪玉コレステロールを抑えるなど、多彩な働きを持っています。

これらの健康作用を期待するには、「ゴマを1日1~2g程度とるといいでしょう」と小野さん。毎日の生活にゴマを取り入れることも鍵といえそうです。

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